患者の会顧問でもいらっしゃる宮内清子先生が、この度会員の皆様にご協力頂いた成果が文科省に高く評価され研究費助成金を獲得し今後4年間の計画で開始される事をお知らせいたします。以下宮内先生から研究についてのお知らせです。

  • maeda
  • 2021年5月29日
  • 患者の会顧問でもいらっしゃる宮内清子先生が、この度会員の皆様にご協力頂いた成果が文科省に高く評価され研究費助成金を獲得し今後4年間の計画で開始される事をお知らせいたします。以下宮内先生から研究についてのお知らせです。 はコメントを受け付けていません

この度、文部科学省令和3年度科学研究費助成事業として「シェーグレン症候群患者の睡眠の質と疲労改善を目指した遠隔支援プログラムの開発」のテーマで研究を開始することになりました。4年間の計画で皆様にもご協力いただくことになりますがどうぞよろしくお願いいたします。

研究代表者:宮内清子(和洋女子大学 看護学部)

研究分担者:武井正美(日本大学 医学部)、他

【研究概要】

本研究は、自己免疫疾患のうち社会的認知が低いシェーグレン症候群(以下SS)に注目した研究です。特に合併症を持たない単純性シェー グレン症候群患者においては多くの患者で慢性疲労が生じており睡眠障害の訴え、健康関連QOLの低下や抑うつがあることが報告されています。そこで本研究では、睡眠の障害や慢性的な疲労に対する関連要因および患者の支援ニーズを明らかにし、ニーズに応じた睡眠の質および疲労の改善 を目的とした遠隔支援のプログラムを作成し運用することを目的としております。このプログラム開発により、pSS患者のメンタルヘルスや生活の質の向上、及び社会的認知の向上を目指しております。

関連URL:KAKEN — 研究課題をさがす | シェーグレン症候群患者の睡眠の質と疲労改善を目指した遠隔支援プログラムの開発 (KAKENHI-PROJECT-21K10778) (nii.ac.jp)

*pSS患者=単純性シェーグレン症候群患者