「コロナワクチン接種と副反応の体験記」 小森香

  • maeda
  • 2021年5月8日
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私は、ファイザー社のコロナワクチンを1回目:4月5日(月)、2回目:4月26日(月)に、高知大学医学部付属病院で接種しました。これからワクチン接種される方、接種するかどうか悩んでいる方に、私の接種後の副反応の経過を知って頂き、ご自身の判断の材料にして頂きたいと思います。

コロナワクチン接種1回目:4月5日(月)14:54接種

受付、問診後にワクチン接種。インフルエンザより注射液の量が少ないとのことで、注射の痛さはインフルエンザより痛くないと思いました。注射後、必要な人には解熱鎮痛剤が貰えるとのことだったのですが、この日は貰わずに待機室に移動して15分椅子に座っていました。特に何も起こらず、ほっとして職場に戻って仕事の続きを行いました。

その日の夜、22時ぐらいから注射した箇所の左腕が痛くなってきて、左腕の筋肉痛が始まりました。その後、この夜は寝返りをして左腕が下になる度に痛くて目が覚めるのを朝まで繰り返しました。

4月6日(火):接種後1日目

寝返りする度に腕が痛くて目が覚めたため、寝不足で朝起きました。

昼間は左腕の筋肉痛があって、ずっと痛いけど、仕事は出来ました。お昼ぐらいに微熱37.0℃が出ましたが、その後平熱36.6℃になりました。前日左腕が痛くて眠れなかったので、寝る時は左腕に湿布を貼って寝ました。

4月7日(水):接種後2日目

寝返りを打っても大丈夫で普通に寝ることが出来ました。左腕の筋肉痛はひどくはなっていませんでした。

4月8日(木):接種後3日目

左腕の筋肉痛はかなり弱くなって、時々気になる程度でした。

4月9日(金):接種後4日目

左腕は接種箇所のあたりを手で押さえれば痛いけど、そうでなければ痛みは無い状態になりました。

4月10日(土):接種後5日目

接種箇所を手で押さえても痛みが出なくなりました。通常に回復しました。

コロナワクチン接種2回目:4月26日(月)13:01接種

2回目の注射は1回目よりちょっと痛かったです。注射をしてくれた先生が違ったからかもしれません。2回目は接種後に解熱剤をもらいました。接種後15分待機室で待機しましが、何も起こらず安心しました。

この日の夜は1回目より早く19:00ぐらいから左腕の痛みが出始めました。それでも、1回目と比べて寝返りをしても夜眠れたのでちょっとほっとしました。

4月27日(火):接種後1日目

2回目の接種後に発熱する人が多いと聞いていたので、私は年休を取って仕事はお休みしました。朝は左腕の筋肉痛以外は普通に元気でしたが、お昼ご飯後、ちょっと発熱した感じだったので13:00に体温を計測したところ37.1℃。しばらくして体温が上がってきたのを感じ、14:30には38.0℃になったので慌てて解熱剤を服用しました。左腕が筋肉痛で痛いのに加えて、軽い頭痛に身体がだるく、インフルエンザにかかったときのような全身の筋肉痛と関節痛がやってきました。ぐったりしたまま横になっていました。でも、ここで感じたことは、これは普段調子の悪い時とほぼ同じ。このだるさと痛さで起き上がれない感じは、初めてでは無くて、私にとってはよくある感じだし、体調が悪いときはそれがいつまで続くか分からないけど、今回のこの体調は数日で収まるはずだから大丈夫だと思いました。

夕方には体温は37.5℃に下がっていました。でも軽い頭痛と身体のだるさと全身の筋肉痛と関節痛は続いていました。ふと気になって血圧を測ると143/98と出てびっくり。実は2月の健康診断で高血圧を指摘され、3月から服薬して最近は120/70と安定していたので、久々の高血圧の数値でした。でも体温が平熱に戻ったので、少し気持ちは楽になって寝ました。

4月28日(水):接種後2日目

夜中に寝返りをするたびに左腕が痛くて目が覚めました。平熱だったはずですが、汗びっしょりかいて夜中にパジャマを着替え、寝不足で目が覚めました。

軽い頭痛は続いていて、頭の表面を触ると痛いところがありました。血圧を測ると146/96で脈拍80でした。左腕の筋肉痛は続いていましたが、全身の筋肉痛と関節痛は消えました。2回目接種翌日のしんどさよりは若干楽になってきていました。夕方職場で血圧を測ると120/70といつもの血圧に戻っていてほっとしました。

4月29日(木・祝日):接種後3日目

朝、熱は出ていないのに、また汗をびっしょりかいて目が覚めました。そして熱を測ったら今度は今まで見たことのない低体温35.9℃でした。体温計が壊れているのかと思って、再び10分の実測で測ったのですが、もう一度測っても35.9℃。そして血圧は108/64と前日とは逆の低血圧。その後ご飯を食べたりお茶を飲んだりすると汗をかき、また体温が下がるの繰り返しでした。でも、左腕の筋肉痛は少し軽くなっていました。祝日で仕事が休みで良かったと思いました。

4月30日(金):接種後4日目

普通に寝て朝起きました。左腕の筋肉痛もずいぶん弱くなってきました。頭痛もほぼ消えましたが、でもなんか頭がすっきりしない感じが続いていました。体温は低く、でも体内に熱がこもった感じが続いていました。

5月1日(土):接種後5日目

左腕は、触れば痛いけど触らなければ大丈夫になり、頭痛もほぼ消え、まだ身体はすっきりしないけど、この副反応はもうすぐ終わるのかなと思いました。

5月2日(日):接種後6日目

左腕は手で押さえても痛みが出なくなりました。頭痛は消えましたが、まだ身体はすっきりしていませんでした。

5月3日(月)~5月7日(金)接種後7~11日目

身体がなかなかすっきりせず、平熱だけど身体の中に熱がこもった感じで、ちょっと動くと汗をかくというのを5月連休の間ずっと繰り返しました。そのせいで風邪をひいた感じになって、身体がだるい状態が続き、5月7日(金)になってようやく落ち着いた感じになりました。

左腕の筋肉痛が消えた後の1週間は、なんとなく身体がすっきりしない状態が続き、この状態は自分の想定よりは少し長かったです。

以上、私のコロナワクチン体験記です。

ワクチン接種については様々な考えがあり、接種するかしないか悩みましたが、ワクチンを接種せずにコロナに感染して症状が出た場合、今回の副反応に加えて、「咳が出る」「息苦しい」という症状が加わる事になります。また、「いつ回復するのか分からない」「どんどん悪化するかもしれない」という不安も加わることを考えると、ワクチンの副反応が多少しんどくても接種して良かったと思いました。これからワクチン接種される方、接種するかどうか悩んでいる方は、私の接種後の副反応の経過を知って頂き、ご自身の判断の材料にして頂ければと思います。